#procon30 を観戦したお話

突然なのですがチキン南蛮について考えていきたい。現地民:ミヤコノジョウノヒトから「東京とか行ったら唐揚げにタルタルソースかけてチキン南蛮とか言ってるの腹立つ」という貴重な意見を頂いていた。僕の家庭では九州の血が混ざっているからなのかは分からないが宮崎県で出されるチキン南蛮とほぼ同じようなチキン南蛮が食卓として出てくるのだが(そのままでも美味しくてたまにタルタルソースをかけずに食べる時がある。申し訳ないです)、確かに唐揚げにタルタルソースをかけられ「チキン南蛮」と命名されたものを昔とある食堂で提供されたことがある。

あれをチキン南蛮と言えないことは現地民の強い押しで深く理解したのだがここで1つ思ったことがある。
唐揚げにタルタルソースをかけた料理に名前はあるのだろうか?と。もし無いのなら僕が名前をつけたい、オタクなので。早速僕はインターネットで唐揚げにタルタルをかけた料理について調査を始めた。すると

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全てがどうでもよくなり僕はタルタル唐揚げ丼が食べたくなった。今度食べに行こう

という訳で僕は第30回全国高等専門学校プログラミングコンテストに参加した。観戦目的であり、自分の学校とは全く関係がないルートで九州渡航した。そんなこんななので日記的に思い出をまとめていきたい

-1日目〜0日目

本当は前日にフェリーに乗って颯爽と九州入りする予定だった。しかし、まあ、うん、あれです。

あの台風、ハギビス君と言っただろうか。生後数日のくせに僕が敬愛する「ハギ」の音声をその名に冠し、誰よりも進路を心配される存在だ。僕なんてそこまで人に進路を気にかけられたことなんて無いのに。ばーかばーか絶対お前より俺のほうが長生きするんだからなばーか

という訳でフェリーが欠航となったのだが純粋な観戦を諦めることができずフェリー欠航が決まったその日の夜に新幹線を取り鹿児島まで行った。

親には普通に反対されて、いやまあ気持ちは死ぬほど分かるんですけどなぜか今まで僕がやってきたことを全否定されてプチ家出のような形で香川を出た。

という訳でその日は鹿児島に泊まり、次の日すぐ都城入りをした。今更だけどうちの学校の人達が前日に出るっていうのを聞いて絶対無理な気がするって思ってました、来れてた

その日は現地・都城高専の人達+αといった感じでご飯を食べに行った。その都城高専の人達とは完全に初対面でFFでもなかったのだが、会って話した時に初手こう思った。

「想像よりも訛りが凄い」と。

そして皆でビュッフェ形式のお店に行った。普通に食べていたら箸を折ったオタクのことをよく覚えている。ホワイトチョコレートのフォンデュがあったのでそれにマシュマロをブワァーってして食べたのだが、食べて数秒置いた後に「甘い」という全人類の誰が想像しなかっただろうか、70億人に聞いて70億人がYes.と答えるであろう解答をしたことを延々とネタにされたことも覚えている。

都城人は基本的にかなり優しかった。僕が持っていたキャリーバックを積極的に奪ってきたり、隣駅まで送ってくれたり。僕もああいう人になりたい、と純粋に思えた。

1日目

仮面ライダーゼロワンのリアタイを諦めて会場入りした。

早速道に迷ってTwitterの人達に助けられながら無事遅刻し、座った席の隣が偶然仙台広瀬のオタク達だった。

ごぼうさんが僕が西京2で貰った与謝野晶子シールを紛失して号泣してたことを知っていたらしく、まさかのおニューを頂いた。優しすぎて許容の呼吸 参の型 大好きをしています。

開会式で例年のごとく公式タグで司会や祝辞の話し方を叩く人達を見て気持ち悪さを感じていたら終わったので競技の予行演習を見ていたら一緒に回る予定だった舞鶴高専のでみさんが会場に来場し、無事合流した。

 

1日目は自由と課題と企業のブースをひたすら見て回った。競技のファーストステージも最初は観ていたのですが自分の学校も含めほとんどの学校がエージェントを1マスも動かさない特殊な戦法を取っていたようなので「明日のセカンドステージから全部観るか」って感じで中ホールを後にしていた。

ホールでオタクと競技の考察タイムをしてたら仲良い同級生と目が合って話しかけようと思ったら逃げられたのがちょっと悲しかった。

 

企業ブースを回って名刺を交換したら昔からのFFだったということに気づく事態が発生して何回も笑った。

以下は自由と課題で特に記憶に残っている作品です。

 

CanGakki

八戸高専さんの自由作品。楽器が高くて手をつけにくい子供などのために体験用として作られた、息を吹き込むと1オクターブ分の様々な楽器の音が再現できる楽器だった。外装はダンボール製なので普通の管楽器よりも遥かに安い値段で演奏ができるらしい。

個人的に自由部門の中で最推しだった。管楽器とかけたCanGakkiというネーミングも好きだし(オタクなので)、ダンボールは元より回路もイチから組み立ててみる とかにすると僕と年齢層的にかなり楽しそうだなって思った。

特別賞おめでとうございます。もしクラファンとかあったら学生程度の額ですが出します

 

アニマルキャプチャー

松江高専さんの課題作品。アニマルですね、アニマルなので。

車椅子を使っている人にとっても結構良い運動になると思ったし動物を懐かせるゲームだからどの層でも楽しめそう

VRの中でも動物が懐いてくれると:嬉しい

 

アリス tea パーティー

広島商高専さんの自由作品。去年のマキマキマキアートDXもそうだけどネーミングが好きです。

色々な童話をマルコフ連鎖(?連結方法聞いとけばよかった)的に組み合わせて全く新しい物語を生成する感じのやつだった、たまにオタク構文みたいな文章が生まれてて面白かった

終わらないティーパーティーを楽しもう、僕は何も分かりませんでした。

 

SearchーaーBle

弓削商船高専さんの課題作品。

今すぐ100個くらい欲しい。この旅だけでイヤホンとか色々無くしました。

すれ違い通信の概念好きです

 

Cre:えいと

香川高専詫間の作品。うちの学校で最初顔出すの怖かったのですが同級生に「見に来ないと轢く」って脅されて安心したのでオタクを連れて見に行った。

↑こんな感じで360°スキャンして影を物体と切り離すことが出来て、切り離された影は切るなり壊すなり好きにでき、材質もガラスや木や粘土など様々なものに変化させることが可能。

星奈ひかるを壊す時は気が引けたけどめちゃクソ楽しかったし完成度もUIデザインも絶対1番だと思う。特別賞おめでとうございます

 

CHEER RING

こういう風にランナーに声を届けることができるのは結構好みです

 

 

そんなこんなしてたら学生交流会が始まった。

前の方の盛り上がりを後ろの席で観ていたら「俺は何を見せられているんだ」的な気分にはなったのですがくだらないネタも散りばめられててフフッてなった。Switch、フカヒレより高級食品ですね。

 

という訳で1日目が終わった。夜はオタクとイオンでご飯を食べた後都城民の笑顔と元気を支えている元気湯という温泉に行ってきた。

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どうやら気は消滅しているらしい。

学生入浴料が330円というアホ破格な値段で1時間以上は確実に楽しめる、結局毎日通っていました。

2日目は競技を楽しむという目的を確かに持って眠りについた。ネットカフェで。

 

2日目

先に結論から言うと(これ言ってみたかった)、競技のセカンドステージ以降は死ぬほど最高だった。

僕は去年同じような競技に出ていたのですが去年よりもエージェントの数が増え(去年は1チーム2体だったけど今年は最高8体だった)、フィールドの幅も大幅に増えていた。

これは去年のアルゴリズムも通用するとは限らないし上手くはいかないだろうなと思っていた、その矢先だった

 

まじかよ、、、

 

この時点で燃え上がる心と僕の心臓は止まらなくなった。ナメクジに愛を叫ぶ司会、カメラ越しにピースする他高専の選手、「今年の競技はどうだろう」と様子を見る観客陣、そして八戸高専の選手自身もこの伝説回に口を半開き~全開きにしたことだろう。

観客側でも、試合状況がネットにリアルタイム反映されるので情勢がどうなってるか分かりやすくて良かった。皆試合に大注目しているが傍から見ると皆PCの画面にかぶりついていた。

この試合が今日1番の伝説になると思っていたのですが(いや実際1番凄いし確実に伝説だけど)、この先も怒涛の展開が続いた。

東京vs久留米。堅実にタイルポイントを拾っていく東京と領域で1発逆転を繰り返すナメクジ、司会が愛を叫ぶのも仕方のないことだろう。

あと1ターン多ければ結果が違っていたかもしれない。東京もナメクジも最高に楽しそうだった。ほぼ全自動だけど楽しそうだった。進化し続けるナメクジはこの先シティボーイとなりtouristをも凌駕する存在となるに違いない。

そして東京vs八戸の決勝が始まる。

後方の立ち見スペースも人で埋まりまくっていた。

司会も興奮しすぎて「まるで青龍と白虎の対決だ」と言っていた。

1戦目は東京が堅実にタイルを取り、囲む所は囲んで点を重ね勝利した。

そして運命の2戦目が始まった。始まったのだがモニターに映し出されたフィールド情報が

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司会「いや~やらしいですね~」

解説「えっちですね~」

フィールドは本当にいやらしかった。自分でも何を言っているのか分からないがかなりえっちなのだ。Japanese Hentai、そして青春はここにあり。

僕もアツすぎる攻防に少年の気持ちになって声をあげていた。40ターン目くらいまで本当にどうなるか分からなかった。

 

そして、、、!


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東京高専の皆さん。優勝おめでとうございます!!!!

最高 of 最高

東京高専の競技チームのアルゴリズムの方針が開発者本人によって公開されていたのですが聞いて「なるほど~」となった。

実は高専入学前から競技部門にずっと興味を持っていて、50%くらいはプロコンに出たくて高専に入ったのでこの盛り上がりを見ていると心から羨ましく感じた。もうあの部活を辞めたから一生叶わないけど。

 

 

そして特別公演を経て閉会式が始まった。

Twitterを見ると相変わらず司会や祝辞の話し方諸々が叩かれたりdisられたりしててちょっと気持ち悪かった。

成績については審査が全てだから何も言うことがないのですが、東京3冠は死ぬほどやばいと思った。

そしてその後の審査委員長の「東京高専に勝ってください」という言葉も本当にぶち刺さった。

来年から関わるつもりは無いと思っていたけどやっぱりプロコンに出たかったんだろうなって思った。感情だ

 

そうして第30回高専プロコンと僕のプロコン人生が終わりを告げた。(僕の学校が荷物の件で運営に呼び出されているのに皆ホテルに帰ったって知って連絡をつけたことを感謝するがよい)

 

まとめ

「なんで俺は選手として壇上に立っていないんだ」と思うことが64513735164回くらいあった。

今年高専プロコンに出なかった理由は「去年やっていた基礎研究のリーダーだった先輩が急に失踪して僕が全責任を負うことになって、しかもキツいフィールドワーク中は全く助けてくれなかったチームの同級生に最終発表の資料を死ぬほど上から否定されて虚無になって半年くらい何もやりたくなくなっていたから」という誰にでもありがちな理由であるだけに、もう少し上手く立ち回っていたらちゃんと何かの形で高専プロコンに出れていたのかな と今でも思う。(今年その先輩に「開発経験はあるか?」って聞かれたことがあるけれど内心「(ほとんどお前のせいで無いんだよ)」という感じだった)

プロコン開発をしていなかった間にビジコンなどに出て他にやりたいことを見つけたからどの道来年以降は高専プロコンに関わる気は無いです、お金があったら観戦は行くかも

 

とりあえず今は時間もあるし虚無だった間の技術力の欠乏が激しいから作りたいものが作れるように学んで、12月までに絶対何か1つ作りたい(今年まだ1つも成果物を提供できていない部活があるし)。来年はイケイケびっくり箱インターン生になるからな

とりあえずこれを書いている今日、秋の情報処理技術者試験まであと5日です。これ投稿したらすぐ勉強の続きやる。

 

procon30で関わった皆様、本当にありがとうございました!!!!