沖縄に行った話
アイドルマスターというコンテンツは中々に再燃しやすいと言われている。
初代のアーケード版から始まり、曲が普通にド良いので太鼓の達人とかでも使われたりして(僕はここで初めてアイマスに触れた)、曲良い〜とか言ってたらアニメになって、感情〜とか言ってたらいつの間にかシンデレラガールズやsideMが始まったりして供給が無限に耐えないのだ。
如月千早や星井美希のことが好きだったので暇な時にスマホゲー版(ミリシタ)を細々と遊んでいたのだがつい最近中学の友人に「こっち来いよ〜」って感覚でデレマス布教大爆撃を受けた。
観た。
ぐえー。
凄い。ユニット単位で話が進むから765プロの世界線とは違った感情になるやつだこれ。20話〜24話は本当に動悸無しでは観られなかったくらい心臓止まってた。あなたの心不全はどこから?僕はここから。
皆で強くなろうね。直近のアイドル物だとナナシスがアニメ化するらしくて嬉しい。
という訳で3/5〜3/8の暇を利用して沖縄に行くなどした。極めた天国と極めた地獄を経験したので日記的に連ねていきたい。
メンバー
- Rikito_cure:神童
- しゅんぴ:酔うと余計うるさい。めちゃくちゃ頼りになる
- がちゃみん:伝説。ビジュアルからして現地民
- でみ:飯だけではなくしゅんぴさんを浮かせた能力者(そろそろレベル5)
- いささか:宿斡旋ありがたや。今回かなりキツかった
- ちげ:こっちはこっちで伝説
- そーとく(2日目から):一番話が弾んだ。唐揚げにレモンはダメ派
- No Name Re(2日目の晩飯だけ):芋。声が良い。キツいオタク達を見ててどう思ってたのか気になる。
先にまとめ
今回の旅行にかかった経費を興味本位でずっとメモ帳にまとめていた。
はいどん
絵に描いたような豪遊だ。
特に今回飯代が凄い、こち亀の宴会シーンくらい飲み食いを重ねている。僕は一滴もアルコールを入れてない(18歳が飲んだら、普通にやばいだろ)
無駄に金があったしうん。親に貰った土産代は資金ノーカンだからここには書いてないけど他にもシーサーや紅芋タルトとか色々買ったりした。
このメモを見てたらどんな時系列で何してたかすぐ思い出せるし結構面白いな
ここからは1日ごとの思い出です
クソ目次
3月5日(金)
旅行前に徹夜するのはよくないので前日はアホほどぐっすり寝た。
ろくに準備をしていなかったが早起きできた喜びと広大な宇宙の前では些細なことだったので悠々と服をスーツケースに詰め込んだ。
飛行機は神戸空港からなので三宮までの鈍行旅。電車も空いていたのでリラックスしながらロリガを聴いていたらイヤホン片耳聞こえなくなった。
三宮は終末世界を想像していただけに割といつも通り人がいて、「変わんねえな〜」と総滞在時間7日ほどの町に対する彼氏面。
沖縄に行くのだからバカンス感を決め込んでおいた方がいいだろう、神戸空港に行く前に寄った300円均一ショップでふと手に取ったサングラスを気に入ったので買ってつけてみた。眩しい沖縄の日差しにはとてもいいかも。
慎重なオタクなので神戸空港には2時間前にチェックインした。
飛行機は何もかも初めてだったが搭乗までの流れが詳しく書かれてて何の不安もなく保安検査までたどり着けた。kindleで買った推しの漫画を読んでいたら時間になったのでいざ搭乗、旅が始まるぞ
ひこうきこわい
薄皮饅頭は結構好き。高い所はマジで嫌い。
そう、飛行機は初めてだしそもそも僕は高所恐怖症だった。乗ってたら思い出したわ
急にめちゃくちゃ斜めにGがかかった。初めてな上に早く来すぎて窓際の席が取れてしまったので少しでも翼が左右に傾くと結構怖い。デリケートですのよ、わたくし
そうこうしてたら結構高い所に来ていた。
エモいね。
ビルの展望スペースから大佐よろしく「人がゴミのようだ」とはよく言ったものだが、雲の遥か上からだと山が砂浜のようだった。
正直普通に怖い、こんな調子じゃガンダムのパイロットなど一生なれないだろう
怖いから寝たかったが前日の完璧な睡眠がまさか仇になるとは... そう思っていたら隣のカップルは爆睡していた。その睡眠欲マジで分けて欲しい、俺はお前らのためなら何時間でも代わりに寝てやるよ
2時間後、普通に無事に那覇に着いた。機長さん、アンタ最高だよ...
エモいね。
那覇空港〜宿・晩飯
全く同じ種類のスーツケースを取り間違えられる事件などもあったが無事荷物を回収してサングラスのままロビーでオタクと合流したら「お前は期待を裏切らない」と言われた。
空港の外に出てみると那覇は普通に都会だったので一瞬でサングラスを外した。
移動手段はしゅんぴさんが運転するレンタカー。4日間お世話になります、機長
宿に着いた。1泊1800円だから土の床を想像していた(クソ失礼)が、トイレの無駄に足つぼな靴意外は特に文句が無かった。用を足す度に足の血流が良くなっていっている気がした。
でみさんがちゅらさんにお土産として檸檬堂を渡した頃から「○○だと??うるさ〜い!プシュッ」という構文が少し流行っていた。
少しぐったりした後、風呂が無かったので銭湯でせん..ゲフンゲフンした後国際通りで飲み屋フードコートのような建物に入った。
ちげの「肉300gで1000円??やった〜!」という嬉しそうな声を聞きながら思い思いに食料を漁っていった。
雑に歩いていたら「たっちゅー唐揚げ」という現地の名物っぽい料理が目に入ったので1800円ドーン、購入購入購入
串刺しにされた唐揚げの存在感が凄い。左右はオタクがニマニマしながら持ってきた肉
他にもチャンプルーをシェアしたりしながらぼちぼち食っていたら「2件目行こうぜ!」という話になった。どうやら飲み足りないらしい。もうこのアルコール狂達は、仕方ないんだから〜
2件目、かなりそれっぽい雰囲気の飲み屋に来た。ジョッキで水を飲んでいたら焼酎と間違われた。
しゅんぴさんとあれも食いてえこれも食いてえ状態になっていたらほぼ「ここからここまでください!」みたいなことになった。頼みすぎた。
1件目で食べた大量の肉はどこかに行ったようで、ちげさんも300gの肉はどこかに行ったっぽい。べろんべろんなオタク共と他愛もない話をしながら美味しい料理を食べている時が一番楽しいのだろう。
最高...
いい旅だった...いやこれあと2日も続くのか...
この日は宿に帰ってちげ家の面白話を聴いたりして少しはしゃいだがすぐに寝た。酔ったしゅんぴさんがめちゃくちゃくすぐってきた。
3月6日(金)
A.M.7:00、皆より1時間くらい早く起きた。
いい朝〜!と思って周りを見渡してみたら目に写ったのは、
なにこれ?ちゅらさんだった
9:00頃には宿を出た。国際通りの商店街を練り歩くのは結構テンションが上がった。芋さんが事前に言っていたクソダサ柄物パンツも売ってあった。友達へのお土産にしよう
朝食 兼 昼食はちゅらさんオヌヌメの路地裏にあったパンケーキの店。さすが現地アドバイザー、観光客だけだと中々寄らなさそうな店だったので助かる。
僕は正直前日の豪遊で胃が重たかったので軽めのオリジナルグラノーラを注文した。
おお。
牛乳とパッションフルーツを絞った汁とはちみつをお好みでかけて食べるらしい。美味しくないわけがないだろ、ほら美味しかった〜
アメリカンビレッジ
そして2日目の本命となるアメリカンビレッジに向かった。距離的には車で30分の距離なのだが普通に混んでいて50分近くかかった。
予定よりも時間がかかったが車の中でヤバTの歌詞にツッコむ会をしていたらあっという間だった。
砂浜に来たのは数年ぶりかもしれない、いや詫間の海行ってたわ。少なくとも広大な海と女子4人組に1人でナンパしていたアメリカ人男性を見ていたら開放的な気持ちになれた。
テトラポットにスマホを落として脳内にaikoの曲が流れたりクレープ屋さんで少し恥ずかしい思いをするなど色々あったが結果的にかなりくつろげた。
そーとくさんを回収したり現地のオタクと魚を食べに行ったり
帰りは余計混んでて時間がかかった。沖縄、大都会では。
那覇市に戻っていたら2日目の夜から参戦のそーとくさんが現地に到着した。
合流して話を聞いていたら飛行機がめちゃくちゃキツかったらしい、同志。「電車や車は斜め上に加速しないので好き」でめちゃくちゃ笑った。
そして高専カンファの関係でお知り合った芋さんという沖縄産のオタクとご飯に行くことになった。
芋さんはとても気さくに笑ってくれて好青年感があった。母数が限りなく少ない上にアレなだけで沖縄はまともな人が多いのかもしれない。
立ち寄った店は〆鯖料理を数十年研究してきたという老夫婦のお店。この道数十年感が本当にあって、刺し身も寿司もバチクソ美味しくて死ぬかと思った。今回の旅行の中で一番美味しかったかも。
芋さんとバイバイして、竜神の湯というエモい温泉に入って、宿に帰った。
しゅんぴさんはもう一度国際通りの飲み屋に行きたかったらしいけど他のオタクはアメリカンビレッジを歩きすぎて割と疲れ果てていた。
結局しゅんぴさんはいささかとサシ飲みする話になってちゅらさんも加わって3人で飲んでたらしい。僕はこのまま大人しく寝る,,,
わけがない
宅飲み(ほとんど食い)サイコー!!
ちげさんに僕の小中時代のことを聞かれたりしたが割と面白くないので普通にはぐらかしてしまった。
疲れ果てているのは真だったので1:00くらいで切り上げて寝た。おやすみなさい
3月7日(土)
この日も誰よりも早く起きてしまった。僕には少しとある不安が募っていた。
「まだ沖縄感が足りなくない?」と。理想が高いオタクでごめん
それはそうとして、朝はいささかと今回旅行に行けなかったちかっしーへのお土産を探しに行く約束をしていたのだが遅くまで飲んでたっぽいしぐっすり寝てたから置いて行った。
親にシーサーを買うように頼まれていたので国際通りの商店街に出てみた。
ついでに友達にクソダサ柄物パンツを買って帰ろうと思って店のレジに持っていったら僕と同い年くらいの大人しい女性店員が出てきた。なんか、ごめん。朝っぱらからクソダサ柄物パンツなんか見せつけてしまってごめん。反射でそう思った。
シーサー屋、おばちゃんがめちゃくちゃ良い人でシーサーを全部2割引きにしてくれた上に「それちょっと古いからねえ」って更に200円引いてくれた。沖縄人やっぱいい人ばっかなのかも...
予算1つ3000円で結構良いやつが買えた。空港から着払いで郵送したから届いたらまた追記したい。
昼飯と琉球ガラス体験
僕がちょっと遅れたせいで琉球ガラス体験の時間が昼にずれてしまった。申し訳ない。
という訳で先に昼飯を決め込むことになったのだが、しゅんぴさんがちゅらさんに「なんかいい所無い?」と聞いたら「お茶漬けカフェ」と帰ってきた。現地アドバイザー、神か?
しいたけ食べれなかったの許して。結構美味しかった
そして来ました伝説が生まれ育った村、恩納村!!
1分1秒が聖地巡礼という楽しさを噛み締めていたら良さげな砂浜をバックに集合写真を撮ることになった。
でみさんが三脚を準備している間、皆で「沖縄のロケ地に来たアイドルのプロデューサーと現地スタッフ」という設定で謎小芝居をしていた。楽しかった。でみさんの監督役がかなりハマっていた。
琉球ガラス体験に来た。自分と職人さんで共著したオリジナルのグラスを後日郵送して貰えるらしい。テンションが高くなってしまう。
割と自分が体験している時よりも職人さんがやっている事前工程を見てる方が楽しかった。職人さんはとてもプロだったので
これも多分もうすぐ家に届くので届いたら追記したい。
ビーチで遊...べない!!
しゅんぴさんの運転でそれっぽいビーチへとやってきたのだが、雨が降り始めた。
ビーチバレーをするつもりで前日にちげさんがハイテンションでボールを買っていたのだが無理っぽい。かわいそう、ボールが
色々身近な観光地を探した結果、琉球村という伝説のド地元へ行くことになった。(本当はそこでサーターアンダギー作り体験をしたかったのだが予約必須だった、悲しい)
「あっここ私の小学校!」←リアルすぎる
そうして着いたぜ、琉球村。
えっ待ってめちゃくちゃ沖縄...
なんというか沖縄、凄く沖縄だった。朝の不安はここで完全に消え去った。沖縄だった。
とても良くて、大きな牛と記念撮影できたりもした。
お牛さま、かわいい
他にも100円で買ったサーターアンタギーがめちゃくちゃ大きくてびっくりした(他県民が香川来てうどん食って「安っ」て言う感覚と一緒なのかも)。
あとここら辺から人が物食ってる時に所構わずカメラ向けて写真撮ってくるいささかに嫌気が差してきた。
琉球村、とにかくバチクソ良かった。ビーチバレーしなくてよかった...
那覇への帰路と風呂と飯
A&Wが沖縄限定のチェーン店なことを知らなくて恥をかいた。香川に無いだけだと思ってた。
帰りは僕が車のBlueToothスピーカに繋げれたので運転手を寝かさないようにテンション高めの曲をかけていた。DJっぽいことするの結構楽しい。
アニソンしかバリエーションが無いのでアニソンをメインでかけていたがたまにジオウ映画の平成曲をかけたりしたらオタク達が秒速で超反応してて楽しかった。ヘーイセーイ、ちげさんがClimax Jumpを口ずさんでたのかわいかった。
そこから風呂に行って国際通りの飲み屋で飯を食って、と変わらないルーティーンを繰り広げた。特筆することが無いくらい1日目と一緒だったけど楽しかったよ、飲み食いは楽しいので。
まとめるなら、最高!wという感じ。
肝臓が無尽蔵なオタク達が2件目かますっぽかったので酒飲めない組で先に帰路に着いた。帰ってる時のテンションがなぜかクソ高かった。
明日、ついに帰ってしまうと思うとなんだか寂しく...無い
マジで微塵も寂しくない、那覇との別れよりも飛行機の方が怖かった。
3月8日(日)
結局全日1番最初に起きた。といっても今日は空港に行って帰るだけだ
という訳で早起き特権でちょっとだけ那覇市を散歩して、車に乗って空港に着いた。しゅんぴさん、4日間本当に運転ありがとうございました、、、
シーサーなどの買ったお土産を全て段ボールに放り込んで着払いで家に送りつけ、無事何事もなく飛行機に乗った。帰るぞ
ひこうきこわくないわけがない
乗り込んで早々に息をするようにでみさんの写真を撮っていたいささかを見て心からキツッ...と思った。
まあもう飛行機は2回目だしさすがに離陸も慣れた感じがした。今回はリラックスできるな〜
そう思っていたのだが、ここで地獄を経験する。
後日母から耳抜きという技術を聞いたのだが、それを全くしていなかったので、
耳バチクソ痛え...........
マジで死ぬほど耳が痛かった。
これ鼓膜破けるんじゃね?ってくらい張り裂けそうになった。やめろよ...張り裂けるのはデレマスの推しcpの供給を見た時の胸だけと決めてるんだよ...
痛え...
めちゃくちゃ痛い、手元にはついさっき撮った如月千早のスクショしか無かった。
千早...千早...もう君しかいない...
頼れるのは君だけなんだ...
かわいい、かわいいよ...
あぁ...
耳痛え...
神戸空港に帰ってきた。マジで一刻も早く家に帰りたくなったので新幹線と特急を躊躇無く買って考えうる限り最速の方法で帰宅をした。(記録、2h50m)
ただいま