多分サックサクには咲かない
感想ブログ待ってます
— たまにビビるタスマニアデビル (@jellyfishrumble) 2022年1月21日
って言われたので。
オタクのクソ雑漫画レビュー第2弾!!ちなみに前は2020年の5月に「SA07」って漫画の1巻を紹介したんですけどそれから今の今まで2巻が出てなくて泣いてる
という訳で今回読んだのは「花は咲く、修羅の如く」という漫画です、キャッホウ
武田綾野さんという、部活ものに関して世界で一番強い作家さん(「響け!ユーフォニアム」を書いていた方です!!!)が原作になって突如修羅の世に現れた修羅の漫画。
去年の春か夏くらいに第1話がネット上で公開されて読んでやは〜〜〜って言ってて、つい数日前に単行本の1巻が発売されてやは〜〜〜(購入)ってなった
↓1話まだ公開されてます....!!
内容としては、京都のとある高校の放送部を舞台として「NHKコンクール」という日本で一番でかい放送コンクールを目指す物語です。
武田先生の作風的に、「青春!!頑張る!!」みたいな感じではなくて、結構リアルに近い描写が多い感じ。前に響け!ユーフォニアムを見た時に吹奏楽経験者のオタクが「人間関係があっさり修復するところ以外は完全にリアル」って言ってて笑った
放送部の物語ということで朗読シーンでの作画のむっしゅ先生の表現が劇強すぎて強いし、ユーフォに続いて武田先生の部活ものということで最初から期待度青天井でした
「サックサクに咲く」って言いたかっただけだけど作風的に多分サックサクに咲くことはない。花修羅咲き方擬音選手権で募集かけたら2通くらい応募来ないかな
ということで1巻を爆読みしてきたのでキャラごとに感想をまとめていきます。
以下ネタバレありでございますの
・春山花奈
顔が良い。
主人公として寸分違わぬ主人公属性でしたね
朗読のスタイルは「没入型」って感じで(アクタージュの主人公に近い感じかな...)、純粋に本を読むのが好きで作品を理解してるんだなって思った。没入型ゆえに朗読シーンで背景に作品の情景が映ってるのがめちゃくちゃ好きで、1話で宮沢賢治さんの『春の修羅』を朗読してたシーンでの「おれはひとりの修羅なのだ」が特に狂おしく好きなんですけど誰か分かってくれませんか??
他に『やまなし』だったり『銀河鉄道の夜』を朗読してるシーンもめちゃくちゃ好きで純粋にキャラに惚れそう
「私には朗読しかないんです」「もしこれでダメな奴って思われたら私 本当に何もない......!」ってセリフも島で同い年がいない中1人で過ごしてきた孤独感から生まれた感情っぽいし、瑞希先輩が家に泊まりに来て思わずえへへって顔してたの健気すぎて死人になった。
今はコンクールで勝つという目標に素直になれずに朗読も感覚に頼ってる段階だけど、本気で勝ちたいって感情になった時の描写のことを考えると今から震えが止まらない。上手くなりたいって言いながら橋を駆け抜けるのでしょうか...
あと西園寺修羅さんとの因果関係が気になりすぎてやばい。良子先輩の分析的に2人は同じようなタイプっぽいけど
・薄頼瑞希
顔が良い先輩。いや本当に顔が良い
1巻時点で花奈ちゃんの心を掴みすぎててやばい。「楽しいことしねぇ?」って言って家の浴槽で2人で足湯してるシーンめちゃくちゃ良いし、足湯で朗読しながら自然と手繋いでるし思わずセリフが重なってるしなんだこいつら
1年前に瑞希先輩が放送部入りたての時に吉祥寺先生にボロクソに言われてるシーンがあって、でも夏のNHKコンクールで全国に行ってるってなると相当やばい人なのでは...!?ってなった。他にも色々と訳ありみたいな描写があったし、これからどうなっちゃうの...!?
個人的に好きなところ、花奈達後輩だったり同級生組だったりには強引に引っ張っていってるけど、吉祥寺先生には上手いこと弄ばれているところです
・冬賀萩大
顔が良い。
効果音作りだったり、朗読やアナウンスではなくて自分のしたいことに忠実に活動してるところが好き。「音が好きってこと自体が俺の強みだと思ってる」←イケメン
この先花奈を捕まえてめちゃくちゃ効果音作りに付き合わせてきそうで楽しみ。
こっちもコンクールには消極的だけど、いつか本気になるきっかけがあるのでしょうか...あったりするのでしょうか....絶対ド感情でしょ
・夏江杏
顔が良い。
個人的に一番好きなキャラかもしれない
花奈が感覚に頼るタイプだとしたら杏ちゃんは技術に頼るタイプで、やっぱり何においても前者が脚光を浴びることが多いですよね...ちょうどシャニのコミュでこんな感じの話があったので...
花奈と杏は真反対のタイプではあるけど絶妙に噛み合ってるし10巻くらいでは一緒に肩組んで笑い合ってて欲しい。杏ちゃんに睨まれてガタガタに震える花奈さんが好きです。
・秋山松雪
顔が良い。
まだグイっと出てくるシーンが無かったのであんまり詳しい感想は書けそうにないけど、杏に対して「どれだけ努力しても報われないくらいなら自分の適性に合ったフィールドで戦った方が良い」って言い放ったのはめちゃくちゃ現実主義者なのか過去に諸々あったのか...私、気になります!
でもそれをスパっと言えるようなところが杏に惚れられる一因なのかな、それにしても杏さんどんな惚れ症してたらそうなるん??
・整井良子
顔が良い。
マシュマロみたいな声をしてる優しい先輩、良い.....
杏と花奈が朗読してる時に結構的確な分析をしてて、この人も技術寄りのタイプなのかなって思った。
花奈が圧倒的な才能を見せて杏がたじろいでるのを見ながら、「才能ってホント暴力的」ってセリフのコマに瑞希を重ね合わせてるの、もう絶対そういうことだろ。やは〜...
・箱山瀬太郎
顔が良いのか分からない。
めちゃくちゃ人見知りで放送コンクールも出たくないのに出さされたって言ってるくらいだったけど、絶対もの凄い強いんだろうな...
放送室で本の山にかじりついてる描写もあったし、作品の理解度とかは飛び抜けてそう。
・吉祥寺博美
顔が良い。
急に「放送部なんてほっぽって演劇部入らへん?」って言い出した時はなんだこの先生??ってなったけど、1年生の他者紹介に対してめちゃくちゃ的確な分析してて、絶対凄い人なんだろなとは思った。瑞希の憧れになるくらいだしな....
絶対この人は何らかのクソデカド感情を隠し持ってる、オタク分かる
・西園寺修羅
オヌシナニモノ?????
そんなこんなで1年生4人、2年生3人、顧問1人、謎の女1人で始まった部活ものだったけど、続きが気になりすぎてやばい。続き、読みたくないですか?急にUNEXTかなんかに勧誘してくるサイトの文言みたいになった
NHKコンクール、普通に実在する大会っぽいし普通に動画見たりしてみたいな
おわりに
おわります