あの夏、綺麗に光ったね

Okome_Hellが怪談を書いてたので僕も夏の話をします。 

目次

 

はじめに

やあ(黄緑色のオタク風)

誕生日に、じいちゃんから「新居浜生涯学習大学」と書かれた謎の封筒を貰った19歳だよ。

 

挨拶代わりに長文を書こうと思ったけどダラダラ本編に関係ないことを書いていたら誰も本編を読んでくれないのではないか、という世間体・他人からの評価が気になる歳になってしまったので爆速で本編に行くことにした。

今回のテーマはこちら!

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あっやばいこれ貼った時点で既にやりたくなってきた。

もっかいプレイしてきていい?多分アドカレ遅刻すると思うんだけど

 

ごめんなさい、取り乱しました。

僕が産まれる前からオタクの心を掴みまくり、この世に生を受けた僕の心さえもわざわざ掴んできたブランド:Keyの直近のギャルゲ最新作「Summer Pockets(以下:サマポケ)」である。

舞台は「夏」。今期に麻枝さんが作った新作アニメも夏が舞台だし夏、いいよな...

 

以下、公式のあらすじです。

 

主人公である鷹原羽依里たかはら はいりは、亡くなった祖母の遺品整理のために
夏休みを利用して1人で鳥白島にやってきた。

 

1日数本しかない連絡船を下りたとき、1人の少女と出会う。
彼女は潮風に髪を遊ばせながら、遠くを…海とも空とも言えない境界線をただ眺めていた。
気がつけば少女はどこかへ行ってしまい、羽依里は狐に摘まれた気分になりながら、祖母宅へ向かう。

そこではすでに親戚の叔母がいて、遺品整理を行っていた。
羽依里は、祖母の思い出の品の片付けを手伝いながら、
初めて触れる「島の生活」に戸惑いつつも、順応していく。

都会暮らしでは知ることの無かった自然とのふれ合い。
忘れていた懐かしい何かを、思い出させてくれるような、そんな生活だった。

 

海を見つめる少女と出会った。
不思議な蝶を探す少女と出会った。
思い出と海賊船を探す少女と出会った。
静かな灯台で暮らす少女と出会った。

 

島で新しい仲間が出来た――

 

この夏休みが終わらなければいいのにと、そう思った。

 

といった感じで、めちゃくちゃ少女と出会いまくっている。いいなぁ

少女と出会いまくっているのだが、主人公の友人枠として登場する男2人もめちゃくちゃ良い。個別ルートに突入する前の自由時間は男友達と"The 夏休み"みたいな過ごし方もできて楽しい。

楽しいので自由時間にひたすら男友達と遊びまくったこともある(その場合個別ルート行けずにBad Endになるが...)

 

僕がサマポケを始めたのは普通に今年で、ある日友人からシンプルな布教を受けたのがきっかけである。

持ってるPCがWindowsじゃないので無理かと思っていたのだが(wineと徹夜で格闘した経歴有り)、まさかの IOS/Android 版が配信されていて思わず満面の笑み。そこからはマイクロ秒の世界だった。

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Android

キタキタキタキタ北沢志保〜〜〜

今回は布教エントリではないのだが、もしこの先サマポケに触れてみたいオタクがいたらスマホ版から入ってみるのもいいかもしれない。全ルート買っても5000円するかしないかだし、メインヒロインの鳴瀬しろはルートはなんと無料で見れます。

 

そして僕がサマポケを始めてから間が経たずに、公式から拡張版である「Summer Pocktes REFLECTION BLUE (以下:サマポケRB)」が発売された。

内容としては、新ヒロイン1名の追加・女の子キャラ3名のヒロイン昇格・その他細かい要素の追加・主人公が卓球にのめり込み全国大会を目指す謎エンドの追加 である。

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Android版も既に出てるよ

 

感想としては、マジで楽しい。

ストーリーもキャラもBGMも主題歌も最高で、ひたすらに楽しいし泣けるし楽しい。

サマポケRBからの追加ルートもバチクソ良くて、オタク3人で野村美希ルートの鑑賞会をしたことがあるのだが僕以外泣いてた。

 

割とドハマりして、Twitterのアイコンがサマポケの七影蝶になったりもした。

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いやもうひたすらに楽しいのである。僕の最推しは空門蒼ルートです。

 

 

 

そして、当職気持ち悪いオタクをしているため、当然のように思ってしまう。

 

巡(まわ)りてぇ... と。

 

この神ゲーの背景の舞台となった地を練り歩くことによって、彼の過ごした青春を追体験したい、と。

あの子と歩いた小道を、あの子と泳いだ学校のプールを、あの子と出会った砂浜を。その全てに思いを馳せたい、と。

 

思ってしまう。当職なので。 

そんなこんなでオタクに誘われたため、普通に行くことになった。

 

※この記事は「オタクのためのオタクラジオ Advent Calendar 2020」9日目の記事です。

adventar.org

 

舞台について

こういったノベルゲー(に限らず色んなゲームやアニメ)では、現実に存在する風景を元に背景を作成したりしている。噂では京都大学のキャンパスがそのまま実写で背景に使われているエロゲが存在するそうだが...

 

そしてサマポケの舞台はこちらとなる。 

デデデン!!

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ここです。まさかの県内

いや↑のmap見ただけだと3つの中のどれやねんカスってなると思うんですけど、3つ全部です。

 

サマポケで主人公が過ごす島の名前は「鳥白島」と言うのだが、その背景は直島・女木島・男木島の各風景が合わさって1つの島として完成している。もう既にエモいな、、、

再現度もかなり高く、↓のような感じとなっている。(関係ないオタクのツイート引用します、ごめん)

 

マジで凄い。

現地住民にとっては無限回見てきた日常風景だが、僕達にとってはもはやゲームそのものである。

 

 

この素晴らしい風景を生み出した直島・女木島・男木島という3つの島は、サマポケというゲームにとってはもはや”ママ”の領域。

 

認知して欲しい、ママであると。

 

島であり、ママ。

 

直ママ・女木ママ・男木ママ。

 

 

ということで僕達は着々と計画を練り、3つの島を回る計画を立てた。

その後スケジューリングの都合で女木島に行くことを断念したのだが、今がコロナ禍ということもあり、日帰りで県内旅行ができると思うとちょうど良かった。

 

 

話を急にオタラジに変えるけど、しゅんぴさんのブログを見るの毎回好きなんですよね。

アドカレ1日目のエントリにもある、

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この記事の最後にエモが表現された写真をぶっこむやつ。

 

ミーハーかつ当職なので「これ俺もやりてぇ〜〜〜〜〜」と常々思っていたのだが、今回のエントリではこれができるかもしれない。今書いている記事は神ゲーの舞台となった地に赴きパシャパシャ写真を撮った日の体験記なので。

 

...

 

この1年で、僕はSummer Pocketsというゲームから良さみというものを学んだ。

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このスチルは僕がサマポケ本編で最も好きな1枚である。

ただ見ただけでも相当エモいのだが、このスチルには本編を履修した人にしか確実に分からない、もう一段階仕込まれたヤバさが眠っている。

 

エモいとかヤバいとか、ギャルになろうとしたけど少し時代に遅れたおっさんか俺は?

ただ、まぁヤバいのである。本編を履修した今なら、このスチルを見るだけで感情が溢れまくって床を転げ回ることができるだろう。実際少し転げた。マジヤバス。

 

そんな”良さみ”を知った今なら、このエントリを史上最大のエモで締めることができるのではないか?

僕はお前らの夏になろう。そう思った。

 

メンバー

一緒に島を回ったメンバーを紹介するぜ!!

 

当日

この日はいささかが香川に来てたらしい、ウケる。

 

早朝、高松港に集った僕達は直島行きの高速旅客船のきっぷを買った。

今回は直島→男木島の順番で回るルートである。

 

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RED BIRD...

高速旅客船はえぇ〜〜〜沖縄行く時に乗った飛行機の9,223,372,036,854,775,807倍乗り心地が良かったし一瞬で港に着いた。

ほえぇ〜〜すげーーーとか言っていたら早速港の写真を撮り忘れた。ボケえぇ〜〜

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ゲーム本編ではこんな感じで、実際マジで似てた。

 

そして直島を回るには自転車が必須なのでレンタサイクルの店へ。

ここで人数分の自転車を借りたのは僕なのだが、普通は電動自転車を借りるべきなのに人数分のママチャリを借りるという大失態を犯した。

8月の猛暑も相まって、この先地獄を経験することとなる。

 

自転車に乗り、まずは駄菓子屋の舞台となった個人商店へ。

 

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こっちがゲームの背景で、

 

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こっちが写真。

 

似てる〜〜〜〜〜!!!!!

駄菓子屋は最推しヒロイン空門蒼がバイトしている場所、ということもあり既に最高潮になりつつあった。

 

早速お店の中へ。

商店は島民のおじいちゃんが経営しており、お店の中にサマポケ応援の色紙やら色々な物が飾られていた。クッキーを買った上で、おじいちゃんに写真を撮っていいか聞いたらOKくれた。

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良いね(とても良い)。

 

良くなったのだが、ここら辺からガチの地獄だった。

次のスポットである神社に向かっていたのだが、ママチャリでめちゃくちゃ坂道を上り下りした末にとある大人の事情で神社に入れなかったのである。

直島の神社の大人の事情、皆はちゃんと調べてから行こうな(誰向け??)

 

 

その後は自販機で水を買いまくってぜぇぜぇ言いながら直島のスポットを回りまくった。

 

 

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・しろはがれ○だんを打っていた貯め池

 

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・鴎と待ち合わせをしていた小道

 

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・しろはの釣りスポット

 

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海水浴場もあったのだが、普通に人で賑わっていたので写真は難しかった。海の家でソフトクリーム食べたりした。

 

 

そして無事に一周し、港に帰還なり。

ママチャリありがとう。ママチャリを返却して、港の前の売店でかき氷が売られていたので皆で食べた。かき氷もサマポケに出てくる大事な要素なのでノルマ達成!!という感じだ。

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売店に蒼が貼ってあった。良い〜

 

 

そして舞台は男木島へ。

実を言うと直島⇔男木島をつなぐ船は存在しない。なので海上タクシーを使い男木島へ行くことになった。

海上タクシーは運賃が12000円なので4人で乗って1人3000円、移動が楽にできると思うと十分に安かった。しかも速くて潮風が直に浴びれるのでめちゃくちゃ気持ち良い。

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これは僕

 

そして着いたぜ男木島!!!!

ここからは歩きである。己との勝負だウオォ。

 

 まず行ったのはプール・秘密基地なのだが、ここら辺は民家が並んでいて流石に写真NGだった。

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マジでこんな感じでした。(卓球台は無い)

 

その行き帰りの道で「鴎と出会った小道」を見ることができた。

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次は鳥白島の役場(現実では商工会議所)

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似てる〜〜〜〜〜〜!!!(n回目)

 

スポットは残すところ2つとなった。

「蒼と出会った小道」「紬・静久の3人で過ごした灯台」である。

 

今思うとママチャリ案件以外本当に良さみが感じられる旅だった。

これは絶対にこの記事を最高に締められる、そう確信している。

 

 

そして辿り着いた、最推しヒロイン・蒼と出会った小道。

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本当に何もない小道だし、写り込んでいるのはオタク3人である。

 

でも今思うと、蒼は最初ここで凄く気持ちよさそうに眠ってたんだよな。フフッ

  

単に暑さで疲労してただけかもしれないが、そう思った瞬間今この場に蒼が眠っているように感じた。

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これが、巡礼なのか。

 

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最終スポットの男木島灯台

もう似ているどころかバチクソそのまんまだった。

 

これは、もはや紬が乗っているのでは??

 

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紬が乗っていたわ。完全に乗っている。どうしよう、目視してしまった。

 

 

 

総評すると本当に全てが似ていたし、サマポケの背景を描いた人達もものすごく力を入れて作ったんだろうな、ということを感じることができた。

 

実は、完全スルーしたのだが主人公が暮らしていた家も直島に実在している。現実では宿泊施設となっており、夏の間はサマポケファンで宿泊の予約がいっぱいになっているらしい。

現地のおばちゃんに「もう夏はずっと予約埋まってるんですよね」と聞いて常々ファンに愛されているなと思った。

 

巡礼、なんて素晴らしい。

今、この良さみを一身に帯びている。

 

...

 

今なら、締められるのでは?

エモく、眩しく、光輝ける。

 

そうだ。

 

光ろう。

 

 

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あの日のように。

 

 

光る。

 

 

光る。

 

 

光る.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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なんで???

 

まとめ

カラオケでペンラ振って帰った。